退屈な日々が続き ありふれた夢や絶望とか 何となくそんなものが欲しかっただ け 他愛無い話さ 保健室を抜け出して帰った 正午過ぎの通学路 探した自由 蒼い鳥が飛ぶ雲一つない空 マスクの下の嘘に窒息しそうだ 街は感傷も無く変わりゆき 僕らの退屈な日々は続く 肩に乗る孤独 払うように足早に歩いていた みんな今頃何の授業中だろう? そんなことばかりさ 仮病だって誰か叱ってくれ 無関心に空はいつも暮れゆくだけ 交差点の中 行き交う人の群れ 肩がぶつかって孤独が落ちたときに 「帰りたくない」とか誰かに言えた なら 笑い話にはなるでしょう? 蒼い鳥が飛ぶ雲一つない空 マスクの下の嘘に窒息しそうだ 彼女は笑って 「きっと明日は、もう平気」 いつだってそうさ 僕らは 退屈な日々は続く