ごめんねを言えなくて 素直になれず突き放したね 僕が生まれ育った家は 他とは違っているんだ 普通じゃないから 周りの目を気にして 訳わからず反抗して 苦労かけちゃったね やっと少しずつ わかるようになってきた 言う事聞きなさいって あなたは怒ったの覚えてますか? その言葉を理解できなかった あなたの目は僕に 何かを訴えかけていた でもまた明日も 同じ日になるんでしょう? 居場所がなく あなたの事が大嫌いだった ごめんねを言えなくて 素直になれず突き放したね だけど今になって あなたの愛情が 心に届いたよ ありがとう 大人になるにつれ お互いに丸くなったね あの時怒られていた事も なんとなく分かる気がするんだ 横着な態度でたくさん困らせて 『ごめんね』 それでもあなたは見放さなかった 『ありがとう』 もしかするとあなたが思い描いた 子供じゃないかも知れないけれど 僕は今過去全部含めて幸せで あなたの喜ぶ姿が 他の何よりも嬉しいんです 変わらない場所はここにありました ごめんねを言えなくて 素直になれず突き放したね だけど今になって あなたの愛情が 心に届いたよ ありがとう 君には君の生き方があって 僕には僕の生き方がある 当たり前や常識なんて 言葉は人それぞれで 自分がどうありたいかが大切なんだ 正解なんてあなたにしかわからない ごめんねを言えないまま 大人になってしまったよ 何年経っても 『ごめん』 は言わないから だからこの言葉にするよ 『ありがとう』 いつもありがとう。