男のガールフレンドが 狂言自殺はかった晩 そとはスコールのように激しい雨 警官呼び出し事件を 告げて車にとび乗る 鼓動は早鐘のよう 悪い予感ふり払い ドアを蹴破って部屋に入ると フロアーは血の海 彼女は横たわる 恨んでも 恨んでも 振り払えないものがある 泣いても 泣いても 切れはしないものがある 体の中を流れていく冷たい血 COLDBLOOD 辺りに飛び散る血とガラス 悲鳴ひとつも残っちゃいない 完全犯罪もくろむ いつかのドラマのよう 2時間前の彼女が 電話で言った嫌な筋書き 呪文のような低い声 彼女ちょっとやりすぎた 赤いフラッシャーが回り サイレン街をえぐりだす フロアーは血の海 彼女は死んでいる 恨んでも 恨んでも 振り払えないものがある 泣いても 泣いても 切れはしないものがある 体の中を流れていく冷たい血 COLDBLOOD 身体流れる荒れ狂う血に 俺も気づく時がある 熱く狂暴でヒステリック 傷つけずにいられない 押し寄せる地獄の炎 お前の中で静める 監獄のような大通り 獰猛な寒さの中 手錠はめられたぎるような 冷たい血を抑えて 今夜も何十万人の ゾンビがさまよい歩く 恨んでも 恨んでも 振り払えないものがある 泣いても 泣いても 切れはしないものがある 体の中を流れていく冷たい血 COLDBLOOD