例えば明日この命が 終わりを迎えるとしたら 誰かを恨んだり誰かを疑ったり そんなもの抱えて逝きたくはない 信じ抜くことや与え続けることの 難しさを思い知ったとしても ただ太陽を信じて重い土持ち上げて 目覚める双葉のように 真っ直ぐな瞳で 僕らは季節 ただ風の中にいるだけ 抗えない大河の中で 華やいで傷ついて やがて何かを知るのだろう 僕らは季節 ただ時の中にいるだけ 逆らえない大河の中で 移ろいで移ろいで また幾度も巡るだろう 例えば明日この命が 終わりを迎えるとしても どこかへ行きたいとか 何かをしたいとか そんなこと一つも思い浮かばない 信じ抜くことや与え続けることの 素晴らしさを教えてくれた日々が 変わらず今ここにあるとしたら 望みなどない もう十分だろう 僕らは季節 ただ風の中にいるだけ 抗えない大河の中で 華やいで傷ついて やがて何かを知るのだろう 僕らは季節 ただ時の中にいるだけ 逆らえない大河の中で 移ろいで移ろいで また幾度も巡るだろう 逆らえない大河の中で 移ろいで移ろいで また幾度も巡るだろう