長いこと やってきました 転びながら 迷いながら たくさん選んできたよね 今はこれが正解だ、って 感情の迷路へと 気づけば 引き込まれて 散々 悩んできたよね 目を腫らした夜もあったな 乗り越えた数だけ 胸を張れるって信じてた ただ駆け抜けた あの頃が なんだか 懐かしくなったから 噛み締めて 歩いたの 私を育てたこの町 語り明かしたベンチは もうなくなっていた タフな事 重なっちゃった 笑顔なんか 作れなくて 「全部厄年のせいだ!」 今はこれで乗り切ってます 完璧な大人には まだまだ なれないけど そんな 未熟な自分が ちょっと嫌いで ちょっと好きかも たったひとつしかないと 思い込んでた正解は こんなにもたくさんあったんだって 少しずつ分かってきた だから 肩の力抜いて 時には 手も抜いて 気楽にいきましょう シワも シミも くすみも 全部ひっくるめて私だから ただ駆け抜けた あの頃が 背中 押してくれる気がした 噛みしめて 歩いてく これからも移りゆく町 当たり前を大切に 「私」を生きてゆこう