今日嫌な事あったと吐く君の話を折 って 口に溜まったハミガキ粉の泡吐いた すると「ねえちゃんと聞いてる」 聞いてるって口は言うが心は 聞くしか出来ない歯痒い現実から 逃げるようにハブラシを挿した たまにはいいね顔映して話す ただその笑顔は宇宙から届く電波 あぁ 遠いんだな 君との時間が恋しい気持ちは ちゃんと伝わってるかな 会いたいよ 君のいないいない晩は 何度も目が 覚めて 痛い痛い頭起こす広いシングルベッ ド 青と赤のハブラシは手を繋ぐ 会えない二人のこと気遣って 君とよく行った喫茶店 一人じゃ入れないし コンビニの缶コーヒー 二人ならただのコンビニだって ちょっとラフなデートコース だけど段々会えない不安で押し潰さ れそう 大丈夫って強がる君にも気づいてる あぁ、また僕はおちゃらけて カレンダーをひとつめくるんだ 次会える日を楽しみに 笑顔を想像しながら眠る また今日も 君のいないいない晩は 何度も目が 覚めて 痛い痛い頭起こす広いシングルベッ ド 青と赤のハブラシは手を繋ぐ 会えない二人のこと気遣って 一人で過ごす長い夜は たった一秒でも会いたい 青と赤のハブラシが背を合わす 会えた時のこと思って 君に会えた今は 何度も手重ねて 狭い狭いはずなのに有り余るシング ルベッド 青と赤のハブラシはよく眠る 会えた二人のこと気遣って