くたびれたシャツを 少し気にしながら 飲み干す横顔 むしろ見とれる角度 平日の君に釘付け…って 取って付けたような 言葉じゃ追いつけないほど そう 今こうして向き合える瞬間(とき)が 愛しすぎて・・・ 「君しか愛せない」 誰にも見せない素顔で頷いて 痛みも 抱(いだ)き合えるなら 僕らの傍に 優しい夜風が吹く <♪> 互いの優先順位(プライオリティー) 食い違うたびに 気が滅入るほどに 主張し合うふたり それでも季節は巡るだろう 訝(いぶか)しげな君の 変化に目を見張りながら そう 微かな言い訳だけで 罪も許し合いながら 想い出に逃げないで 誰より現在(いま)の君が必要な 僕がいるから 不揃いの夢はそのままに ともに歩みたい その続きの場所へ <♪> “自由ね”と微笑む口元 あぁ たぶん皮肉なんだろうけど そんな 君がいじだし 「君しか愛せない」 はじめて見せる その瞳(め)に射抜かれて 痛みも 抱(いだ)き合えるなら 僕らの傍に 優しい夜風が吹く ずっと繋がってたいから