スパゲティ まきとるみたいに ほどけた三編み からめてる指 いうことをきかないくせ毛も くちぴるの形も頬も瞳も 今たった今この私全部 消えてなくなればいい クローバー踏みしめながら あなたがやっと言ったさようなら 雨上がり指の先から しんと沁みてくるよな月明かり そしてその夜 生まれてはじめて ひとりで帰った 「わがままさえいとしかあったよ」と あなたはつらそうに 「ほんの少し 少しでも 君が振り向いて AH 笑いかけてくれたなら それでよかったのに」 ひと夏を 苦しくさせて おしまいにごめんなんて遅いよね 風が揺らせた水たまりに いい気な顔 こわれた 「君は恋に恋していたのさ」 それだけはちがうの ほんの少し 少しだけ 言い訳させてね AH やさしさの方法に ほんとは迷ってた ほんの少し 少しだけ 言い訳させてね AH やさしさの方法に いつも迷ってた