つまりぼくはキミが愛しくて 終わりを見た青春の続き それさえも誰も知らず 川沿いはいつもどおり 橋の上から川面を見下ろすと 溺れてる亀がみえた 強い流れに逆らって泳ぐ この都会の中で 誰も気を止めることなく つまりぼくはキミが愛しくて 終わりを見た青春の続き それさえも誰も知らず 川沿いはいつもどおり 向こう通りぞいの タバコ屋で片目のネコが 番台にすわってた その瞳でみた さいごの 世界はときがとまったまま だれものぞけることもなく つまりぼくはキミが愛しくて 終わりを見た青春の続き それさえも誰も知らず 川沿いはいつもどおり 長雨の夜に暗い部屋で 雷のなかきみを抱きよせて 溺れることも失うことも 知らぬふりして手さぐり つまりぼくはキミが愛しくて 終わりを見た青春の続き それさえも誰も知らず 川沿いはいつもどおり