昨日までの雨なんて嘘みたいな 悲しいほど晴れた蒼い空に 昨日までの日々なんて嘘みたいに すべて捨てて 歩いていくんだ 思い出まとう夜明けの街 別れは告げず出てゆくから 僕らは永遠を願った 穏やかな日差しに 染められた季節が 今終わってく 見慣れたありふれた景色が光を 放つから 僕らはまぶしくて目を閉じてた 街路樹揺れる並木道を かみ締めるように一人歩くよ 吐き捨てるように言った 「ダイキライ」も キミなら 「荒れてんねぇ」って笑うだろうな ズレてく歩幅に気づかないフリして 記念日の無い明日をゆくよ 不自由ないのが不自由だと 皮肉みたいな夢描いた 僕らは希望の数だけ 哀しみも背負って 手に入れたものさえ 手放すから いつでも宝石に焦がれて 石ころ蹴飛ばして 道端の光を見失ってく それでもやっぱ行くよ また会えるかな? キミと歩いてた道を一人で 僕らは永遠に焦がれて 平凡を憎んだ 温かい季節が 今終わってく 羽ばたく羽根さえもない僕ら 陽だまりに寄り添って 未来がまぶしくて目を閉じてた 街路樹揺れる並木道を かみ締めるように一人歩くよ