決まったジョークに 決まったリアクション 何気ないいつもの日常 分かり切った反応に安心するのは そこまでが一連の流れだから 鉄板のネタが空回りした時 大げさだけど , 一人で生きていないのだなと 実感する 「それまで」が「ここまで」の 価値観になる この人が振ってきた話題に どう応えるか 乗っかるかいや突っ込むか あえて他の人の出方を伺うか 正解がないから適材を探す このコンマ数秒の判断 そこに詰め込まれる算段 例え反射のような一言でも 答えようとした反応だ 「ありがとう」に笑い 「ごめんね」に頷き 「さよなら」に手を振る そんな反応と生きてく話 「ありがとう」に泣きだし 「ごめんね」に首振り 「さよなら」に手を握る どんな反応も生きてる証 今思い返せば 「それはないな」って回答も その時は何も気づかない 後悔は先に立つことはない 先にいるのはいつも不確定な未来 挨拶を絶対返さない先輩が 一度だけ「おはよう」と 返したことがある たったそれだけの事だけど その人を憎めなくなった俺は単純? 人通りの多い交差点に立つと 少しだけ落ち込むことがある 目に映るこの全ての人たちと 言葉を交わす事はなく死んでいく 忙しなく行きかう一人一人に あるであろうドラマを 知れないという当たり前の事実 だけど今無反応を承知で叫ぶ 「そっちの世界は順調かい?」 「ありがとう」に笑い 「ごめんね」に頷き 「さよなら」に手を振る そんな反応と生きてく話 「ありがとう」に泣きだし 「ごめんね」に首振り 「さよなら」に手を握る どんな反応も生きてる証 「ありがとう」に笑い 「ごめんね」に頷き 「さよなら」に手を振る そんな感情と生きてく話 「ありがとう」に泣きだし 「ごめんね」に首振り 「さよなら」に手を握る どんな感動も生きてる証