右に、左、 手前、奥へ 散り散りの交差点 クロスした風がたなびく なんで、どうして、 うそだ、そんな、 疑問を重ねて また一つ大人になった 雲の向こうは いつも青空って言うけど いつになれば晴れるかは誰も 応えてはくれない 独り言も呟けないような 世の中じゃ息が詰まる 潜めたぽつりが心汚していく 真っ直ぐ進みたいのなら 着飾っただけじゃいられない 脱ぎ捨てたコートを旗にしよう 進み、止まり、 回り、巡り 繋がる点と点 加速した時が走り出す あれも、違う、 これも、違う、 不安を重ねて また一つ泣きそうになった 見えてるものは いつもおんなじはずなのに 届いて欲しい 願えば願うほど 不確かなメビウス 独り言も呟けないような 世の中じゃ息が詰まる 零れた吐息が言葉濁してる 座り込んで俯いてちゃ 裾も払えない笑えない 立ち上がった一歩を過去にしよう 必死に灯るちっぽけな光 曇りを晴れに変えるには いっそおっきく振りかぶって 夢語ろう たった一度きりの、この瞬間 もしも分かち合えたなら 心震えるから 独りきりで呟くだけの 世の中じゃ息が詰まる 叫んだ心の答え探してる 真っ直ぐ進みたいのなら 着飾っただけじゃいられない 脱ぎ捨てたコートを旗にしよう