逢いたさを 願うたび 光を解き放つは ひとりきりを嘆いた あの日のホタルのように 宵待ちの空には 崩れかけた月 淋しげに浮かんで 淡い光、放ってた 想いはそっと 記憶の彼方へ ボクはしまいこんだ 今でも好きなのに… 逢いたさを 願うたび 光を解き放つは うたかたの この想い 産まれて来た理由へと 静かに姿を変えた 鬼燈の提灯 持ちながらはしゃぐ 浴衣姿のキミ 今、何処にいるのかな? 気持ちをちゃんと あの時、言えたら こんな痛みさえ 知らずにいたでしょう 逢いたいと 云う想い 仄かな希望になり 音もなく 込み上げた 愛しさはせつなさへと 静かに姿を変えて 逢いたさは 知らぬまに 孤独な胸の闇へ 微かなる 光射す あの日のホタルのように 逢いたさを 願うたび 光を解き放つは うたかたの この想い 産まれて来た理由へと 静かに姿を変えた