桜咲く季節は巡り 僕達はまた恋をする 空に散る花びらのように それがどんなに儚くても 何処か連れ去られるような 時折見せる笑顔下さい 過去に置き忘れてきた 春の痛みの側で あなたを好きになるたび あなたに望む 同じ気持ちを 強く抱きしめていいの? 何も言わないままで 押さえきれぬ心はいつでも 言葉を迷わせるが 飾らなさだけを持つ勇気を 今握りしめ 桜舞う嵐のように 僕達はただ恋をする 握る手を握りかえした 時間だけを見つめながら あなたとふざけあうたび 甘い匂いの距離を縮める 次に会える約束をしても まだ帰れない やわらかな体引き寄せれば 新しいドアが開く 吹き荒れる春の風の中で 瞳を捕らえ 桜咲く季節は巡り 僕達はまた恋をする 空に散る花びらのように それがどんなに儚くても 桜舞う嵐のように 僕達はただ恋をする 何度でも咲き乱れて いつかきっと散るその日来るまで 風に乗って散るその日来るまで