駆け登る坂道 息をきらしてる この角を曲がればあの部屋が見える 隣のペンキの落書きまで すべてが昔どおり 悲しい思い出が止まらない夜は 出逢ったことさえ うらんでみたりした 心がだんだんスピード上げて 眩しく開いた 時間の風が恋のキズを 白く染めて 甘く優しく変える あの時ひとり空へ投げた 銀のリング 今 星になって消えた 擦りきれた帽子を深くかぶったら 二人でいた頃の子供じみた顔 やきもち やせっぽちのわがまま いつでも怒らせたね 今恋をしてるし幸せだけれど あんなに傷つけ合う恋はもうできない 強気な笑顔が好きだった 今頃気づいた 失くした時は決して二度と 戻らないの だからいちばん光る こんなに遠く離れた今も すごい日々は 胸で輝くの熱く 時間の風が恋のキズを 白く染めて 甘く優しく変える あなたに逢えてよかった 今はそう思うの この青い空の下で 抱きしめたい あの日の全部を 強く