雨は夜になり激しくなって 窓ガラスは今しずくの模様 ひとり部屋の灯りつけないで もの想いにふける壁にもたれて 別れて初めておまえがわかった 何もかも俺に賭けていたんだね 初めはお互いにつくろって のめり込んで行くことを恐れて 裸で抱き合えたら それ以上は何もいらない この体さえ溶けてなくなれば 今より楽になれると思っていた もっともっとわかりあえればこんな きっともっと やさしく出来たはずなのに まぶたを閉じればおまえの吐息が 耳もとであふれ涙になって行く 胸をしめつけるせつなさと 後悔のはざまで雨が降りつづく かたくなにこの胸から 出て行こうとしない思い出を 涙は雨とまじり合いながら 心にしみ込んで行くもう戻れない もっともっとわかりあえればこんな きっともっと やさしく出来たはずなのに もっともっとわかりあえれば こんなきっともっと やさしく出来たはずなのに もっともっときっともっと もう戻れない もっともっとわかりあえればこんな きっともっと やさしく出来たはずなのに もっともっとわかりあえればこんな きっともっと やさしく出来たはずなのに