駅のホームで偶然 出会ってしまうなんて 何も言えずに見つめ合った 変わっていないあなたは 誕生日に贈った 青いシャツを着ているわ AH- あの日 AHー 二人 もう二度と逢えないと泣いた 借りたままのサリンジャー ずっと返せなかった 大切な夏の思い出 借りたままのサリンジャー あなたに返したら 永遠に逢えないことを知っていたの 「あれからどうしてた?」と あなたに聞かれたって 今はすぐに話せない AH- 白い AHー シーツ 夜明けまで閉じていた瞳 少し伸ばした髪 あなたの腕の中に 集めてもこぼれてしまう 少し伸ばした髪 愛し合ってた日々が 過去形になっていくまで 振り向けない 借りたままのサリンジャー いつか返しに行くわ それまでは恋を閉じ込めて 借りたままのサリンジャー 「じゃあね」と微笑んで 約束もしない二人で背中向けて このまま