私の声帯が星と繋がって 夜を彷徨って震えてるよ どうせ私の声なんて誰にも 聞こえてないから 吐き出した空気はベランダ汚してく 持て余しちゃうくらいなら 誰かにくれてやろうかな 笑えないジョークで嗤って 足元に落ちていた 埃を被っていた お世辞にも綺麗とはとても 言えないけど なんだか愛しくて 気づけば拾っていた まだ冷たいままの光 今、私の声帯が星と繋がって 夜を彷徨って震えてるよ それは明日には消えてるだろうけど でも、確かに輝いていた 終わりゆく星の断末魔 観測不能な彼方 燃え尽きた日々は灰皿へ落ちてく 旋律になれないまま飲み込んだ 歌声が叫び続けている ゴミ箱漁っていた 要らないと思っていた 今さらどうしてまた 思い出してるんだろう ひどく色褪せて 皺くちゃになっていた あの日棄てたはずの未来 今、抱きしめている それは昨日までそこになくて それは明日には消えてるだろうけど 私の心臓が星と繋がって 静かな四拍子 刻んでるよ それは明日には 止まってるかもしれない でも、生きてるから まだ、生きてるから あと少しだけ歌えるから 今、私の声帯が星と繋がって 夜を彷徨って震えてるよ たとえ誰一人に届かなくたっていい 私には聴こえてるから それは明日には消えてるだろうけど でも、確かに輝いていた この声が聴こえていた