粉雪が舞う季節になりました 写真に向かって 手を合わせています 二人探した 七里の渡し 貝殻 今も 御守りです 白い絨毯 白千鳥鳴く 雪のなごりを故郷に歌えば 辿り着いたこの街で 私 生きられますか ふたりで 何度も訪れた この街が今も好きよ 花水木 わたし湯の花ね ひとり 桑名の渡し 千本松原 春風 運ぶ香り 九華(きゅうか)の桜 今年も咲いてます 流れに揺れる 花筏にしずく 祈り込めた 千羽鶴 木曽の流れに 竹の葉そよぐ 蟠竜櫓(ばんりゅうやぐら) あなたを思えば 千姫も 夢見たあの景色 涙 込み上げてくる 水の街 旅人の足跡 今も どこかに残る 流れゆく わたし湯の花ね 歩く 桑名の渡し ふたりで 何度も訪れた この街が 今も好きよ 水の街 想い温かく 明日へ 桑名の渡し 歩く 桑名の渡し
