待ち続けていた ただ一人 目はうつろ 季節が変わり雪の降る日も 信じていた 手紙をしたためて 煌めいた月夜に歌った 悲しみが殺すなら ネモフィラになろう? 望むならその場所で 碧い夢が命の鼓動が 遍く空へと舞い上がる 君の歌が届いたなら良いな 忘れないように色褪せぬ涙の丘で 吹き抜ける風が 陽だまりを揺らしている もう戻らないと気づいていた それでも… 愛した心が希望を説く いつまでも囁く 人々は憐れんだ呪われていると それでも待ち続けた もう一度会えるなら もう一度会えるなら 世界が壊れても離さないから 涙は枯れ果てて身体は朽ちて あの丘で咲く花になろう 帰る場所になろう 碧い夢が命の鼓動が 遍く空へと舞い上がる 君の歌が届いたなら良いな 忘れないように いつまでもいつまでも咲き続け