君との思い 出なんてもんはもうとっくに捨てた 跡形もなくなるほどビリビリに、 こなごなに 破いて砕いて燃やして切り刻んで 埋めたよ 何度でも言ってやる 君は最低だ 愛をぶつけ合ったあの日々は 今となっちゃ遠い過去 素敵な話と 呼べるにはまだ時間がかかるな 僕らはいつまでも未完成な フリをして あの夏空の雲に見惚れて 君との思い出なんてもんは もうとっくに捨てた 影も形も 忘れるほどに全部ぐちゃぐちゃに 潰れそうな心臓の音が今も響くのは 何故? 教えてと目を瞑り、逃避行 稚拙な愛を覚えたてのあの日々を 思い出して夜が来る 行き場のない想いが君のすべて 欲しがったせいだ 僕らはいつまでも「そのまま」 のフリをして 縋るように何度も溶けていった あの夏空の雲に見惚れて 愛をぶつけ合ったあの日々は 今となっちゃ遠い過去 忘れようとしたって 結局最後は僕の負けなんだ 僕だけはいつまでも不確かな青春を 見つからないままでいいと知った 愛をぶつけ合ったあの日々は 今となっちゃ遠い過去 素敵な話と 呼べるにはまだ時間がかかるな 僕らはいつまでも未完成で 居たかった 叶うならもう一度会いたい 君との思い出なんてもんは もうとっくに捨てた 跡形もなくなるほど ビリビリに、こなごなに 君はさ、 僕との日々を切り刻んで 捨てたかい? 季節の所為にして、さよなら