Track by桃蟹
昼間の熱がまだ残っている 冷めないアスファルト 寝転ぶ 頬を擦り寄せる 私が君の思い通りにならないから 君は怒っている 街が壊れる 夏を翻す 街が壊れる 体温が引いていく 今までずっと 思い通りだったってことだね ぼたん雪が降るみたいに街が 壊れていく 崩れていく 学校のチャイムと同じリズムで 破片へと変わる バラバラの視界 真夏に降る雪を見ている 私が寂しいと思う 気持ちは間違いかも 既存の 感情以外ないことになるのかな 照り返す熱 身体が溶ける