悲しまないように 日々を過ごしているつもり もしぼくらが強ければ もっと景色を変えただろう 生きているだけで素晴らしいのに 現代に付随してしまう余裕に 執着したりして そんなの無駄だと思える時が 幸せ 人生が二手に 分かれるとしても その歩みは自らで 決めてゆくものだから 生きているだけで素晴らしいのに 現代に付随してしまう余裕に 執着したりして そんなの無駄だと思える時が 幸せ 背中のファスナー上げてあげる朝 なんてことない仕草からスタート ピーピーやかんが歌う 頂いたほうじ茶入れる 通りじゃ子供たちが甲高い声で叫び 走り回る あれは言い過ぎたな 絶妙なタイミングで謝る また欲しがる花まる でも時々泥沼にはまる 思わず湯気でメガネが曇る こらえ切れずに君が笑う そんな愛くるしい日々を綴る 昨日今日明日と強く結ぶ 季節は少しずつ移る 暮らしは必然的に続く 愛想笑いで顔を包んで 目に見えない速度で進んで 素直でありたい 照れながら向かう先 生きているだけで素晴らしいのに 現代に付随してしまう余裕に 執着したりして そんなの無駄だと思える時が 幸せ