長く長く伸びた影 誰もいない冬枯れの道 こっちに行けば街の方か 30分もすればすっかり日は暮れる やわらかくふいた風 誰もいないバス停に立って ハナレバナレ遠い空の下 君をそばに感じたまま帰る 心は溢れ出しても 言葉が見つからない こぼれ出した想いを 君にどうして伝えればいい? 今からでも間に合うのかな? せめて せめてもう一度君と話したい どこにいたって何を考えたって 寂しい 寂しいよって風が嘆く やわらかくふいた風 ふっとため息乗せたままゆく こんな僕を見つけたなら あなたはきっと誰よりも悲しむね 今からでも遅くはないかい? せめてせめてもう一度君と笑いたい どこにいたって何をしてたって 寂しい 寂しいよって風が嘆く ハナレバナレ