常識的なあなたは 星を見て綺麗だって言った ここじゃない場所なら その答えも違うだろうか 耐久性はどうだろう 空を飛ぶには不安だな 重くなるだけなら 荷物は置いてきゃいいんだ 出会った記憶はたくさんあるのに 結局僕は一人だったんだ 悩まない方法求めないこと だけど期待してしまういつも僕ら 誰かに愛される場所を探してた 管制塔から キャッチした声は遠くなって 返事は届かない ここにいるのに 機体をゆらした雷鳴の轟きの向こうへ 誰もいない闇の中 僕たちはそれでも 上手に笑って自分を消したんだ 最初からわかってたよ 空を飛ぶには脆かった 新しい場所なら やり直せる気がしてた 嫌いなものを投げ捨てていって 気が付いたらからっぽだったんだ 何度も繰り返す軌道の修正を 僕は誰かと違う僕がいいよ それでも誰かと同じ僕がいい 応答を願う いつだって心は強がって 声にならない声で助けを呼んだ 気付いて欲しくて 泣いたって何も変わらなくて 生まれてきた世界が 自分に合わないと 嘆くことだけしかできなかったんだ どうして届かないのに 星の夜を僕らは期待すんの 同じ夢を持ち寄って 同じ悲しみ抱えて そんなことなら一人で泣かないで 抱きしめ合えたのに 管制塔から キャッチした声は遠くなって 返事は届かない ここにいるのに 着地点探して こんなにも強く願ったって それでもまだ辿り着けない 誰もが孤独で なすすべもなく空彷徨(さまよ)って 特別じゃなくていい ここにいるから 怖くなんかないよ 臆病なままで生きていこうよ 逃げたくなった時には 僕たちは詰め込んだ 同じ悲しみを見せ合えばいいんだ