箱庭に吹く風が運ぶ不吉な気配に 怯えを隠せないで震える ロウソクの灯り <♪> ひとり遊びに飽きて やがて途方に暮れても 体が欲しがるまま 命のゼンマイを巻いた ブリキのウサギよ さあ ここにおいで 誰にも見えない場所に 傷をつけてあげるよ 汚れない君の目を 新しい玩具をくれ ガラクタに変わるまで もてあそばれてくれないか <♪> 愚かなホタルよ ためらわずおいで 俺しか知らない甘い水 飲ませてあげるよ <♪> 運命は通り雨さ ずぶぬれになるまで 殺し合えばいい … 愛し合えばいい … 救えない俺の手に ふさわしい玩具をくれ ゼンマイが切れるまで もてあそばれてくれないか <♪> 運命は通り雨さ ロウソクの灯は消えた ブリキのウサギよ さあ そばにおいで 誰もが癒えないままの傷を 抱えているよ 汚れない君の目を 新しい玩具をくれ 救えない俺の手に ふさわしい玩具をくれ ガラクタに変わるまで もてあそんであげるよ …