眠る前に閃いて 毛布の中に隠れた 2段ベッドの船の上で なぞった小さな物語 このまま起きていられたらなぁ 子供はいつだって 大忙し おやすみ 続きは 夢の中で 眠れずに 時計の音と 呼吸のリズム 気になった 息を吸った 吸ったら吐いた 考えてるうちに苦しくなった このまま 生きていられるかなぁ 馬鹿馬鹿しくたって 大慌て おやすみ 気付けば 夢の中へ 眠るのが怖くなって 左の胸 手を当てた ぎゅっと閉じた まぶたの裏に 浮かべた愛しい人の顔 眠るのがもったいなくて あなたに会いたくなって 時計の音と呼吸のリズム 静かな部屋に響いていた いつまで生きて いられるかなぁ いつまで生きて いてくれるかなぁ このまま起きて いられたらなぁ 大人になったって 大忙し おやすみ あなたを僕の中へ おやすみ 続きは 夢の後で