空(そら)知(し)らぬ虫(むし)の子( こ)よ 土(つち)を蹴(け)り旅(たび)立(だ) て 夢(ゆめ)の中(なか)で見(み)つけた 果(は)てない道(みち)の先(さき) 海(うみ)知(し)らぬ鳥(とり)の子( こ)よ 風(かぜ)に乗り(の)飛(とびた)び立 て 胸(むね)の奥(おく)で響(ひび)いた 愛(あい)をそっと抱(だ)いて 悲(かな)しみを解(と)いて いのちは永遠(とは)へとかえる 星(ほし)儚(はかな)く揺(ゆ)らめき 安(やす)らかな夜(よる)唄(うた)う 空(そら)知らぬ(し)虫(むし)の子( こ)よ 翼(つばさ)、広(ひろ)げてゆけ 描(えが)いた彼方(かなた)の島(し ま) そこでまた出(で)逢(あ)える そこでまた出(で)逢(あ)える