優しい風が吹く 春の報せ 君はどこで 何をしてますか 重ねた想いは あたたかくて 臆病な僕に 翼をくれた 消えない過去も 見えない未来(あす)も 共に歩んでゆこう 桜ひとひら ふわりなびいた 淡い薄紅色のまま きっと 生まれ変わっても 君に恋をしよう 今宵の月のように コバルトブルーに 光る夜明け 君の好きな歌を聴いてた 呼び合う名前は くすぐったくて 今でもそこに 君がいるようさ 歪なままの 果てない夢も 共に描いてゆこう 桜ひとひら 巡り巡った 確かに包まれた永遠は そっと 手を伸ばしても 儚く溶けてく シャボンの泡のように セピア色のあの日々も ぬくもりはここにあるよ その横顔に触れたくて 空に唄うよ 桜ひとひら 頬をかすめた 切なさに揺れながら咲いた ずっと 笑顔ひとひら 僕だけを見てた 真っ直ぐなその瞳 桜ひとひら ふわりなびいた 淡い薄紅色のまま きっと 生まれ変わっても 君に恋をしよう 今宵の月のように 今宵の月のように