遣らずの街には 雨が降る おまえを帰したくないから 金を積めば会えると 聞いていたけど 朝が来るのを怖がっていた おまえに この歌を歌おう おまえを帰したくないから この時を楽しもう 誰にも奪われないから 風渡る街に 星が降る おまえを艶やかに濡らして 夢を紡いだフェンスの 光と影に 絡んで咲いてる花のような おまえに いつまでも歌おう おまえを離したくないから 隠してる傷はもう 夜に滲んで溶けてく この歌を歌おう おまえを帰したくないから この時を楽しもう 誰にも奪われないから 叫んでるこの声も かき消されてく街だから 誰にも見られないように 横になって過ごそう 俺とお前の二人だけで