ぼんやりと夜を眺め 台詞のように漏れる後悔 誰も見てないエンドロール 席を立つ人達 ありもしない続編に期待する フリして 僕は悲劇の主人公 気取ってました どんよりと曇ったメガネ 止まったように並ぶハブラシ 何もかもが面倒で腐るのはとても楽 フィルムフレーム全てにこびりつく 思い出 今でも君が笑ってる気がしてさ 手を伸ばした まだ愛してる 愛してる 温もりをそっと思い出した ずっと忘れないよ 照明落ちた劇場に僕は一人きり 何かがそこに残ってる気がしてさ 目を凝らした ただ愛してる 愛してる 暗いスクリーンにまた 別のストーリー 埃被った映写機が映し出す 寂しくても幕は上がる いつの日かまた歩き出す 劇的な道をゆく 劇的な道を・・・