才能なんてない 人並みの仕事もできない 僕らは所詮 選ばれちゃいなかった そう気づいた 夏 譲れないものがあって それはもう誰かのもので 頭ではよく分かってしまったんだ あの人と僕とはどれだけ 違うんだろう 叶えた夢があって それは身の丈に合うもので 本当のことは少し奥にしまった 「仕方ないさ」と笑って 大事に握っていた そんじょそこらの人間です 僕らは きっといなくなっても 取るに足らないよな ほんの少しの滲んだ景色と ため息ひとつ 慌てて隠して この場所に僕は まだ 立っている 自分の言葉が誰かとお揃いかどうか いつからか 気にしちゃうようになった 「ダサいね」って笑うだろうか 今 君に会いたいな そんじょそこらの人間です 僕らは きっといなくなっても 取るに足らないよな でも、 そんじょそこらの覚悟だったら きっともうここにはとっくにいない よな 才能なんてなくたって 叶えたい夢があって 「ダサい」と笑われたって 譲れないものがあって あの夏の青 入道雲 手が届きそうで この場所に君は 今 立っている
