Track by白井 貴子
風は東の 山から吹いて 宮の大路を 海へと抜ける 八重に舞い立つ 衣の波が 寄せては消える 幻のように 恋をしよう 何もかも忘れ ただ生きている 幸せを抱いて 空は神代の 空へと変わり 人は愛する 人へと変わる 路は花咲く 瞳に溢れ 町はあの日の 賑わいのように 夢を見よう 生きている限り 昨日悲しみ 沈んだとしても 登る石段 明日を思い 合わす手と手に あなたを思う 生きてゆこう 祈り続けて 幸せになりますようにと 夏は祭りの ざわめきの中 風に吹かれて 海へとゆこう