気づいたら ここにいた あなたの部屋の 隅のほう 光さえ 少し眩しい 息をひそめて ただいるだけ 平気だよって 笑うたび 胸のどこかが きしむから 目をそらして 冗談にして 本当のことを 隠していた 私はガラス 壊れもの あなたの腕の中で 壊れてしまう 抱きしめて って言えないまま 触れた指先で もう割れそうで 私はガラス 壊れもの 綺麗に見えるほど 脆くなる 大丈夫って 言わないで その言葉でさえ ひびが入るの 返事の遅い スマホ見て どうでもいい 通知ばかり それなのに 鼓動ばかり やけに大きく 聞こえてくる 信じてるよって 言えたなら 何か変わった 気もするけど 怖がりなままの 心ごと あなたに預ける 勇気がない 私はガラス 壊れもの あなたの腕の中で 壊れてしまう 好きだよって 言えないまま 笑うたび 胸が きしむばかりで 私はガラス 壊れもの 見つめられるほど 薄くなる そっとして 優しくして それでもいつか 粉々になる 拾い集めた かけらたち 指を切りながら 並べてく あなたが見ない その隙に ひとりで直そうとしている それでもいいねと言えたなら 砕ける音さえ 怖くないのに 私はガラス 壊れもの あなたの腕の中で 壊れてしまう 抱きしめて って言えないまま 触れた涙でさえ 割れそうで 私はガラス 壊れもの 綺麗に割れて 消えてしまっても 最後のひとかけらだけは あなたの腕で 眠らせていて
