Track by松尾一彦
夏の前の 誰もいない砂浜 ボート継ぐ ロープ越しに 黄昏 僕達は もう 愛せなくなって 背中 向けた 長い影が 2つになった まだ冷たい 寄せる波のジュータン 君はふいにハイヒールを 脱ぎ捨て 自由になって 裸足で歩けば 気づかずに 指を切った ガラスの破片 流れて... 僕の腕に君の肩を 抱き寄せ 少ししみる 細い痛み 庇って 傷ついた恋 支えるみたいに 記憶の風 歩きながら サヨナラ言った 流れて.... 僕達は もう 愛せなくなって 背中 向けた 長い影が 東で割れた 流れて....