朝には忘れてしまう 朧に隠れた二人は すべてを投げ出している 月明かりは紫 消えないように 奪われないように ここにはもう帰らないの 紅く染まっていく 関係性だって事は 想像している 足らないね 歪んだ顔で 絡まる手 虚を見ないで ばら撒いて 変わらないで 幾千を越えて結ぶ約束 覚めないでこのまま 花びら散るまで 今でもまだ この鬼灯が照らす方へ 抱きしめて 一生分の後悔を 擦り減っても愛だ 悲しみの輪郭を 焼き付けておきたいだけ 誰にも見えないように ここで息をしている 雨の中で震えていた指先 足らないね 歪んだ顔で 強がって 後ろを見ないで ばら撒いて 変わらないで 幾千を超えて続く約束 連なってる夜にだって 誤魔化してる 長い間 欲しがってる言葉なんて 意味もない 嫌 冷めないでこのまま 花びら散るまで 今でもまだ この鬼灯が照らす方へ 抱きしめて 一生分の後悔を 擦り減っても愛だ 悲しみの輪郭を 焼き付けておきたいだけ