夕日の空を漂う 僕らに目線合わせないで あおい光が見えたら 誰も もう其処には居ないから 行き先と時を告げる 僕らの泣き声聞かないで あかねに染まった空を 彷徨う貸し切りの流れ星 (La La...) ラジオに挿したイヤホンが ラ・カンパネラを奏でる 片道きっぷ 握りしめ 絵本を読みながら F分の1 ゆらゆらと 宙吊りの 広告が 僕らを 見ていた 縺れる 放送に 溶けだす 泣き声が 冷たく 燃え上がった 夕日の空を漂う 僕らに目線合わせないで あおい光が見えたら 誰も もう其処には居ないから 行き先と時を告げる 僕らの泣き声聞かないで あかね色の空を舞う それをなんとか鉄道と言う F分の1 ゆらゆらと 宙吊りの 広告が 僕らを 見ていた 縺れる 放送に 溶けだす 泣き声が 冷たく 燃え上がった 夕日の空を漂う 僕らに目線合わせないで あおい光が見えたら 誰も もう其処には居ないから 行き先と時を告げる 僕らの泣き声聞かないで あかねに染まった空を 走るなんとか鉄道の夕 錆び付いた空を泳ぐ 翼を失くした鳥たちと 標識の浮かぶ雲を 穿ちどこまでも続く線路 血だまりと同じ色の 僕らの声は届かずに 昼と夜の狭間を駆ける 彷徨う貸し切りの流れ星 暮れない紅に二人きり (La La...)