それでも歌う

歌詞

降りしきる雨を横目に見ながら 「はぁ」っとひとつこぼすため息 なにする気も起きずにただ ぼんやりとしたその目には 周りはみんな楽しそうで 僕だけがひとりぼっちだ ただ悲しくてさびしくて苦しくて そんな僕に君は笑って 差し伸べてくれた手をとり 微かな君の温もりが 僕は悲しいこの世界でいま 嘘のようなあたたかい奇跡を 暗闇でもがきながらも見つけた 例えこの声が風になっていま 遠くに消えてしまっても それでも伝えるために歌うよ 君と出会って世界が変わって 毎日はまるで夢のよう 知らないこと見たことないもの 新しく塗り替えられる記憶 君と見た景色は全てが特別で幸せで 溢れてる 僕が悲しいと感じた世界は こんなにも美しく儚く きらきらしてて輝いて見えてる 今ならちゃんと伝えられるだろう この声と音に合わせて 自分の気持ちをのせて歌うよ どこかでまだ涙を流してる 悲しみにおぼれた人たちを この歌で救い出してみせるよ どんなに笑われて馬鹿にされたって これが私の夢だから 前だけ見つめて進むんだ 例えこの声が風になっていま 遠くに消えてしまっても それでも伝えるために歌うよ それでも伝えるために生きるよ