焼心オムニバス

歌詞

夜明け前の人 だんだん遠ざかっていく空を 眺めながら 抱いた心地を思う 粗大ゴミの香り 忘れたい色と 車に染み付いたラジオ色の夕焼け ブログを始めたよ 君も見ているかな 言葉の分かれ道 綴る事なんてない 水槽の黒ずんだ 苔のなぞなぞには 昨日の遺言と明日の献立を こっそり 2人だけの秘密 品川方面の 電車に乗り込んで 席は空いてるけど 譲るよ 透明人間 苛立ったホームには 消化器ぶちまけて 微熱の瞼 青いステンドグラス割って 光でクラクラ 帽子は斜めがいい 祟り目に歯向かうなら 真面目な女の子 肩が重いのは霊かあるいは? シャーペンが禁止ならギターをかき 鳴らせ 3弦が切れたなら赤い糸を結わいて G#だ 不良が屯する結界に物申すのだ できるだけ 目を合わせないように舌を打て まだ賑わう屋根の下 最終電車の足音 周りを見渡せば 情報のオーバードーズだ 広告に信仰が 負けてしまいそうな時は 缶缶をプシュッと開けたら狭まる 世界で弾けよう ずっと留まっていないよ 側からの視点は知らんよ 10円玉換算で明日の予定は 変わるけど 調子はどうですかお変わりないです ね 今日も明日も明後日も 来年はどうかな 新逗子方面の電車に乗り込んで 席は空いてるなら 絶対座った方がいい！ クーラーボックスと制服とガキと 浮浪者の狭間 どんな顔をしてる? 窓に映る駅の死体に問う 揺れる揺れる 未来にない 明日からは全てやり直しさ 朝焼けと夕焼けの見分けも 付かないな