恋詩 ふわりと舞う 紅の花弁は 心の水面埋めつくしていく 泡沫の狭間咲いた あさきゆめみじ 恋の歌 天翔る風は 遠き日の記憶 思い起こす 風薫る 初恋の面影 なほ… 急ぐ刹那ばかり 追いかけてた遠き日 花さそう 舞う紅は 玉響の綺羅星 艶やか覚え浮かぶ 愛し 朱華のアリア はらり落ちた朽ちの葉は 心の淵を埋め尽くしていく 泡沫の狭間散った あまき夢見し 終の歌 小夜風の空は 過ぎた日の体温-記憶- 蘇らせる 雪しずく 指の間を すり抜けてく 儚くも美しく朧に耀いて 月夜照らす 頬伝う ひとひらの雫 微睡みの淵佇まうは 静寂のアリア 風薫る 初恋の面影 なほ… 急ぐ刹那ばかり 追いかけてた遅き日 花さそう 舞う紅は 玉響の綺羅星 艶やか覚え浮かぶ 愛し 雪のしずく 指の間を すり抜けてく 儚くも美しく朧に耀いて 月に願い 託すなら もう一度あなたに… 刹那に夢幻-永久-を生きた 憐憫のアリア