自らを捉え つづける 「自意識」という 寄生物は 速やかに 膨張してく …やがて食い尽くすのだろう そして食い尽くされるだろう その心も その生命も 慈しむ程に 蝕まれ 恍惚が故か? 腐り果てる 表情を変える事さえなく 泣いているだけの魂は 明日を見つめる事もなく 安息だけを求めてる… 「自意識的生物」 何処にも逃げ場所はない 何処にも救いなどないだろう そこがあなたの全てなら 慈しむが良い 自らを 恍惚の果てに 届くまで 表情を変える事さえなく 泣いているだけの魂は 明日を見つめる事もなく 安息だけを求めてる… 求めてる… 求めてる…