心の瞳(め)に見えたのは 忘れられた世界の果て 闇の途(みち)で聞いたのは 私だけを呼ぶ声 嘆きの旅が時を超えて始まるなら この命までも高く高く掲げよう 愛の名のもとに 愛だけを頼りに いざ行かん 戦場へ 奇蹟の花 咲かすため 限りある命と知っていて誰もが 限りない夢を見る 人は優しき獣なんだね 涙はきっと悲しみの 物言わぬ言葉だから 君の頬を幾億の(幾億の) 輝きが濡らすだろう 希望は絶望を知る者の胸にこそ沸く 枯れない泉のように 永久(とわ)に生まれつづける 愛だけが聞こえる 愛だけが導く 終わりなき彷徨(さまよ)いに ひとすじの灯ともすため 勇気とは心の炎だと気がつく いばらの続く道を 誇りとともに燃え尽きるまで 祈りよ 届けよ 小さき君の御胸(みむね)に 天から授かる心はただ愛のため… 愛を(愛を)抱いて(抱いて) いざ行かん 戦場へ 奇蹟の花 咲かすため 愛だけが聞こえる 愛だけが導く 終わりなき彷徨(さまよ)いに ひとすじの灯ともすため 愛の名のもとに 愛だけを頼りに 魂の命ずるままに 誇りとともに燃え尽きるまで …