俺はベッドの上 いつも街をながめてた そっとよりそう 恋人達をながめてた 枯れ葉が落ちるように かぎりある命 愛に燃やすのも悪かない とくにこんな世の中じゃ 俺はベッドの上 いつも街をながめてた 会社帰りの 男はつかれきっていた ありの群のように いったりきたりの毎日 男はいったいだれの為 この道を通るのだろう 俺はベッドの上 いつも街をながめてた 一人たたずむ 少年の目は醒めていた せまい街の中で おなじ色にそめられて やりたい事も見つけられず とりあえず生きてゆく 雲が流れゆく いつもちがう形だった きっとそいつが 自分なんだと思った