〈♪Intro〉 夜の児童公園 ジャングルジムの上 誰も見てないから スカートで登る 子どもの頃は 高く 思えた 一番 テッペンに 腰掛けたけど そんなに 怖く 感じないのは 私が大人だから 恋なんか面倒だ いつもの 自分じゃなくなる もどかしくて 胸の どこかが どよん どよん と 暴れている 彼 なんか いらないよ 一人きりで いいんだ ここに来て あの日の星が 今も ずっと 手の 届かない場所にあるなら… 〈♪間奏〉 小さなシーソーが右に傾いたまま 降りてしまった人を思い続けてる 巡り逢った 時は 何も 話せず 猫を 被って 大人しいふりした こんなに 好きになる なんて とっても 意外だった 恋 なんか 苦手だよ 悲しい顔ばかりしている ただ 切なくて こんな時間に 夜の 風に 当たりたくなる ひんやりとしているよ お尻の 下の 鉄の棒 こうしてても きっと あなたは ジャングルジムに登ったことなど 忘れてるでしょう 〈♪間奏〉 恋 なんか 面倒だ いつもの 自分じゃなくなる もどかしくて 胸の どこかが どよん どよん と 暴れている ジャングルジム 一人きり 仲間外れにされたように 鼻の 奥が じんとして来て できるならば ここから ずっと 降りたくなかった 〈♪Outro〉