僕への合図のように サイレンが鳴り響いている 考えるのはやめて 知らないふりを続けた 気づかずに傷付けて 我儘に忘れたくて 中身のない盾と矛を 振りかざしていた きっと誰も 臆病風に吹かれては 孤独に泣いている それでも出逢えた歓びを謳う 僕は何度も 何度でも 悲しみ抱いた分だけ 次に踏み鳴らす一歩は 大きくなっている 都合が悪いことに 目を伏せていたとしても 扉をノックする音は増えていくから 裁かれる事のない 罪を背にしたまま 確証ないゴールへ 足を進めている 償うことが出来なくても それでも幸せな明日を願う 僕は何度も 何度でも 悲しみ嘆いた時間の分だけ 報われるなんて事はないんだ 姿変えながら 受けた言葉の矢 怖いならどうぞそこで 滞っておけばいい それでも出逢えた歓びを謳う 僕らは幸せな明日を願う あなたに出逢えた歓びを謳う 僕にもう躊躇いはない 悲しみ抱いた分だけ 次に踏み鳴らす一歩は 大きくなっている 強くなっている