肌寒い 夜明けの並木通りを 駆け出した 犬を呼びながら歩いてく 退屈な日々 青い風の音 おまえの耳にも届いたね 愛されて 欲張りになる私を 友達の 恋をうらやんでる私を 澄んだ目をして 無邪気なしぐさで おまえは叱ってくれるの どんな言葉より強く きっときっと そんな瞳で 空を見上げたら 陽射しはもっと綺麗 ずっとずっと おまえのように ひとつの愛へと 走ってゆけたら 金色の光が滑る背中は 懐かしい ひなたの匂いでふくらんで 恋の始めも 泣きたい想いも おまえになんでも話したね あの娘より 幸せな顔したくて 大切な 優しさが見えなくなってく じゃれて甘えて 尻尾を揺らして おまえは教えてくれるの どんな涙より深く きっときっと そんな瞳で 朝を感じたら 季節はもっと永い ずっとずっと おまえのように 素直な想いを 信じてゆけたら きっときっと そんな瞳で 空を見上げたら 陽射しはもっと綺麗 ずっとずっと おまえのように ひとつの愛へと 走ってゆけたら