南風が吹きぬけた 次の朝は海に行こう 高いうねりが待っているから あの日の恋の匂いがするから 一人で いつもの店で お茶をして 風が変った お昼すぎ あの夏の日を 忘れるくらい 強く誰かに 抱きしめてほしい 一人じゃ進めない 潮風に包まれて あの雲に浮んでるみたいで この風に手を広げ どこかへ 行ってしまいたくて チュッチュー チュッチュー チュッチュー チュルッ チュッ チュッ チュッ チュー チュッチュー… 潮風に包まれて 波間に浮んでるみたいで この風を追いかけて どこかへ行ってしまいたくて カモメはどこへ行く 翼はどこでもらえるの あの夏の日