浴衣の柄の 赤とんぼ どこへ どこへ 飛んでった… ♪ 萬年橋から 清洲橋 夏の夕陽が 染めて行く 母の背中を 追いかけた 理由(わけ)も知らない 幼い日 母さんあなたは お元気ですか 愛を貫き 生きていますか そのひとと 決して詫びたり しないでほしい 今のわたしは あなたの想い わかります ♪ 萬年橋から 清洲橋 路地の奥まで 川風が 風鈴鳴らして 吹き抜ける 今も 昔も 同じです 母さんあなたは しあわせですか 風の噂も聞こえて来ない 今はもう 女としての そんな生き方 今のわたしの 胸にせつなく 沁みてくる ♪ 浴衣の柄の 赤とんぼ どこへ どこへ 飛んでった…