~♪~ 白いキャンバスにひたすら 僕は自分を描いた 並べた絵具と指先で 服を染め乍ら 君は編物の向うで僕を疑いもせずに 優しい光の様に いつも微笑んでた あなたは 自分の信じたとおりに 思い切り 自分を描いてください 私はただその背中を 見ているだけで幸せだから 世界一の自画像(ポートレイト) 描き上げて下さいと言った ~♪~ そんな君の美しさに 僕は気付きもしないで あやうくかけがえのないものを 見失なおうとしてた 何を描いたかではなく 如何にして描いたかの 道程が 君と僕にとって大切だと気付いた 今日から 二人の信じたとおりに 思い切り 二人を描き始めよう だから君は変わらぬまま その笑顔を僕にください 世界一の肖像画(ポートレイト) 描き上げるその時まで ~♪~