全部、夏のせいにしていいですか?

歌詞

今年も夏が来てしまった ギターを背負う背中に Tシャツが張り付いて ペダルを漕ぐ力が入る 川端通りを北へ北へ 祇園祭の宵山で サイダー差し出すその笑顔 友達だって思ってた 思ってたのに うだるような暑さの中で 君を好きになってしまったこと むちゃくちゃだって言われても その笑顔が頭から離れないよ どうしようもない気持ち抱え 鴨川沿いの夕暮れに 下手くそな歌で問いかける 「全部夏のせいに していいですか?」 丸太町をちょっと越えて 水面にきらめく 太陽が眩しくて 心なしか息も弾んで 君の住む町が見えてきたな 八月末のステージで 君が作ったあの歌を 歌いたいけど恥ずかしい だってなんだか意識しちゃうんだ 目が合うだけで赤くなる頬を感じて 恥ずかしくって 「暑いね」なんて言ったけれど… うだるような暑さの中で 君を好きになってしまったんだ むちゃくちゃだって言われても この想いは止まらないよ 終わらない夏が走り出す 日差しの熱も忘れるほど 暑い季節になりそうだ 置いて行かれないよう 僕も走り出すよ どうしようもない気持ち抱え 鴨川沿いの夕暮れに 下手くそな歌で問いかける 「全部夏のせいに していいですか?」